コセンティクスの治療でかかった医療費について、自己負担額が軽減されたり、税金が減額されたりする場合があります。病院や薬局などで受け取った領収書は、申請などに必要です。大切に保管しましょう。
難病医療費助成制度
強直性脊椎炎は、医療費助成制度の対象となる指定難病です。X線基準を満たさない体軸性脊椎関節炎は指定難病ではありません。
強直性脊椎炎と診断され、重症度の基準を満たす方が医療費助成の対象となります。ただし、重症度の基準を満たしていなくても、高額な医療を継続する必要があると認められた方※も対象となります。医療費の自己負担割合が2割に軽減され、自己負担の上限額(月額)が設定されます。医療費助成には「医療受給者証」が必要です。
※ 月ごとの医療費総額が33,330円を超える月が申請月以前の12ヵ月間に3回以上ある場合
医療受給者証の交付の流れ
①最寄りの保健所※などで必要書類をもらう
必要書類
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特定医療費支給認定申請書
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臨床調査個人票(診断書)
②難病指定医に診断書を記入してもらう
難病指定医については、難病情報センターホームページ:都道府県・指定都市別「難病指定医」一覧(https://www.nanbyou.or.jp/entry/5309[2022年9月現在])で検索することができます。
③最寄りの保健所※などに申請書類を提出する
申請書類
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特定医療費支給認定申請書
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臨床調査個人票(診断書)
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住民票
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世帯の所得を確認できる書類
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健康保険被保険者証の写し など
※ 窓口は都道府県により異なります(保健所、保健福祉課など)。お住まいの都道府県の窓口にお問い合わせください。