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ゾレア®による治療を受ける特発性の慢性蕁麻疹の患者さまとご家族の方へ

総監修:
島根大学医学部 皮膚科学講座 名誉教授
森田 栄伸 先生

医療費について
(2024年4月現在)

ゾレアは通常、1回300mgを4週間ごとに投与します。
ゾレアの薬剤費は、1カ月で4万3,572円となります。 
窓口での支払額は、年齢や収入によって異なります。

窓口で支払うゾレアの薬剤費

表:窓口で支払うゾレアの薬剤費

1)健康保険の場合は標準報酬月額が28万円以上の方、国民健康保険および後期高齢者医療制度の場合は課税所得が145万円以上の方(ただし申請により、年収ベースで二人世帯の場合は520万円未満、単身者世帯の場合は383万円未満であれば一般となる)
2)旧被扶養者(以前は被扶養者だったが、現在は後期高齢者医療制度被保険者となった者)がおり、旧被扶養者との合計年収が520万円未満の場合は、申請によって1割または2割負担となります
3)65~74歳で一定の障害の状態にあると後期高齢者医療広域連合から認定を受けた方を含みます。
4)課税所得が28万円以上かつ「年金収入+その他の合計所得金額」が単身世帯の場合200万円以上、複数世帯の場合合計320万円以上の方
5)2022年10月から2025年9月末までの間は、2割負担となる方について1ヵ月の外来医療の窓口負担割合の引き上げに伴う負担増加額が3,000円までに抑えられます。

※75歳以上の方は後期高齢者医療制度への加入となります。詳しくはかかりつけの医療機関のソーシャルワーカー、都道府県の後期高齢者医療広域連合におたずねください。

ゾレアは通常、抗ヒスタミン薬と併用して投与します。
そのため、抗ヒスタミン薬の薬剤費もかかります。

その他、初・再診料や投薬、調剤料などの費用がかかります。