コセンティクスは生物学的製剤(せいぶつがくてきせいざい)です。
増え過ぎたIL-17A(インターロイキン・17・エー)に結合し、そのはたらきを抑(おさ)えることで、3つのタイプの乾癬(かんせん)〔尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)、乾癬性関節炎(かんせんせいかんせつえん)、膿疱性乾癬(のうほうせいかんせん)〕の皮膚症状(ひふしょうじょう)や関節症状を改善することが期待できるお薬です。
乾癬の症状があらわれているとき
IL-17Aが増え過ぎてしまい、皮膚や関節に炎症(えんしょう)が起こります。
(イメージ図)
コセンティクスで治療(ちりょう)したとき
コセンティクスは、炎症を起こすIL-17Aに結合してそのはたらきを抑え、炎症をしずめて、皮膚や関節の症状を改善することが期待できます。
(イメージ図)
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長坂憲治ほか:臨床検査. 2011;55(11):1349-1358.
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一般社団法人くすりの適正使用協議会:バイオ医薬品ってどんなもの?.(https://www.rad-ar.or.jp/bio/pdf/whats_bio_ippan.pdf)より改変
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Sakanaka C:Yakugaku Zasshi. 2017;137(7):817-822.
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内田智美ほか:治療学. 2010;44(2):247-250.より改変