参考:鼻アレルギー診療ガイドライン-通年性鼻炎と花粉症- 2020年版(改訂第9版), p29, ライフ・サイエンス, 2020
自分にあった治療を受けるために
「重症度」と「病型」を知ることが大切です。
問診では、症状の種類や強さによって「重症度(病気の重さ)」と「病型(病気のタイプ)」が決められます。重症度は、症状が軽いほうから「軽症」「中等症」「重症」「最重症」に分類されます。
病型は、くしゃみ・鼻水(鼻漏)が強い「くしゃみ・鼻漏型」、鼻づまり(鼻閉)が強い「鼻閉型」の大きく2種類に分けられます。両者が同じ強さの場合は「充全型」と分類されます。
重症度と病型の分類は治療方針に大きく影響するため、問診では、症状の種類や強さについて詳しくたずねられることが多いです。
重症度と病型の概念図
参考:鼻アレルギー診療ガイドライン-通年性鼻炎と花粉症- 2020年版(改訂第9版), p29, ライフ・サイエンス, 2020
重症かどうかの基準は、次のページ「重症花粉症とは」をご覧ください。